研究課題/領域番号 |
20251009
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 神戸大学 (2009-2012) 広島大学 (2008) |
研究代表者 |
窪田 幸子 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80268507)
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研究分担者 |
曽我 亨 弘前大学, 人文学部, 教授 (00263062)
高倉 浩樹 東北大学, 東北アジア研究センター, 准教授 (00305400)
内堀 基光 放送大学, 教養学部, 教授 (30126726)
大村 敬一 大阪大学, 言語文化研究科, 准教授 (40261250)
杉藤 重信 椙山女学園大学, 人間関係学部, 教授 (70206415)
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連携研究者 |
丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 講師 (00444472)
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研究協力者 |
PETRRSON Nicolas Australian National University, College of Arts and Social Sciences, Professor
ALTMAN Jon Australian National University, The Centre for Aboriginal Economic Policy Research, Professor
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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キーワード | オーストラリア / 先住民 / 少数者 / 国家・人権 / アイデンティティ / ネオリベラリズム / グローバリゼーション |
研究概要 |
本研究は、20 世紀末から力を持つようになった国際的なイデオロギーとしての「先住民」概念を視野に入れつつ、国際世論と国家の少数民族政策のもとで、少数者である当事者の人々が、どのように先住民としての自己のアイデンティティを構築していくのかをあきらかにすることを目的とするものである。その結果、先住民としてのアイデンティティを選び取る・選び取らないという選択の幅がみられる現状には、グローバリゼーション、なかでもネオリベラルな経済的影響が大きいことが明らかになった。最終年に開催したとりまとめの国際シンポジウムではこのスキームをベースとして、代表者、分担者そして海外研究協力者の全員が研究発表を行った。
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