研究課題
基盤研究(A)
本研究は、東南アジア熱帯雨林が温室効果ガスのシンク/ソースとしてどのように機能しているかを評価したものである。CO_2, H_2O, CH_4, N_2O, BVOCについて「樹冠上フラックス(生態系全体)」「葉群」および「土壌圏」領域における挙動をみるとともに、分光植生指標および同位体指標の挙動についても調査を行った。東南アジア熱帯雨林では、降雨パターンの変動が微気象環境の季節・年々変動を生み出しており、また蒸発散、光合成、生態系呼吸などがこれらの様々な微気象環境に複雑に反応することにより、結果として、広範囲の気象条件下において極めて安定的なガス交換特性が維持されていることが明らかになった。
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http://www.bluemoon.kais.kyoto-u.ac.jp/pasoh/