研究課題/領域番号 |
20300007
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 周行 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (20225999)
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研究分担者 |
片桐 孝洋 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (40345434)
今村 俊幸 電気通信大学, 情報理工学部, 准教授 (60361838)
伊藤 祥司 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (70333482)
黒田 久泰 愛媛大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (60323507)
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キーワード | 並列処理 / 分散処理 / 自動チューニング / 性能最適化 |
研究概要 |
本研究課題の今年度の目的は1.アルゴリズム選択機構の提案と2.具体的な数値アプリケーションでの適用であった。今年度は具体的に以下の成果を得た。 1.アルゴリズム選択機構の提案 佐藤は、インライン展開を対象にして、アルゴリズム選択のための基準として新しい評価軸を与えた。片桐、黒田は、特にマルチコアシステムのシステム特性を研究することで、選択機構を構築する上で必要となるパラメタセットの導出に成果を残した。 2.数値アプリケーションへの適用 伊藤、今村は数値計算における反復法と固有値問題において、自動チューニング機構の基礎となる理論の展開と、関係するパラメタの渉猟を行い、それについての幅広い知見を得た。 本年は計画の最終年度である。これまでの成果を総合して報告書を作成した。自動チューニングを行うための有効な方式を提案することにも一定の知見を得ることができた。
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