研究課題/領域番号 |
20300086
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
薬袋 秀樹 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (80166074)
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研究分担者 |
荻原 幸子 専修大学, 文学部, 教授 (60242137)
平久江 祐司 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (20302432)
斎藤 誠一 千葉経済大学, 短期学部・ビジネスライフ学科, 准教授 (20442072)
市川 恵理 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (80609214)
大庭 一郎 筑波大学, 図書館情報メディア系, 講師 (50282372)
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キーワード | 情報図書館学 / 公共図書館 / 職員研修 / 図書館サービス / 図書館政策 |
研究概要 |
研究の目的は、公共図書館の課題解決支援サービスと職員研修の具体的な取り組み方法の解明で、4年目の課題は、全国公共図書館に対する質問紙調査である。これまでに行った文献レビューと全国の公共図書館への訪問によるパイロット調査をもとに質問紙を作成し、7月に全国公共図書館約700館を対象にアンケート調査を行い、その回答データの入力とチェックを行い、仮の集計結果について学会発表を行った。 1.図書館長、管理職、中堅職員の研修方法の研究 図書館職員、図書館長、管理職、中堅職員、初任者職員における研修機会の現状について、図書館改革に関する情報の入手状況についてアンケート調査を行った。 2.課題解決支援サービスの具体的な取り組み方法の研究 国の図書館政策資料の普及・広報、国の図書館政策資料の評価、各種の課題解決支援サービスに関する取り組みの内容と評価、取り組みの体制と考え方についてアンケート調査を行った。また、「変化する社会と生涯学習」「変化する社会と社会教育」に関する研究会を行い、公共図書館の役割に関する基礎的な考え方について調査した。 文献レビュー、研究会、訪問調査の結果をまとめ、アンケート調査の集計結果を整理して、報告書としてまとめる予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究の中心である全国の公共図書館に対するアンケート調査のデータ入力とデータのチェックが終了したため。
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今後の研究の推進方策 |
地域振興、社会教育の分野において新しい取り組みが見られるため、これらも研究の対象とする。今年は、最後の1年であるため、報告書の作成に向けて、確実な年間スケジュールを作成し、それに沿って進めるように努める。
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