ラムダファージプロモータを用いた、発振ユニットの構築を行った。その結果、pRMプロモータの発現強度が弱いことが問題となった。発現量が向上を狙いpRMプロモータの変異、リボゾーマルバンインディングサイトの変更を行ったが、望むような結果にはならなかった。プロモータの発現強度のバランス、培養環境の不均一性が原因であると予想された。 lacおよびtetリプレッサーを利用したトグルスイッチの構築を行った。placIq-lacI遺伝子を、ゲノム、低コピープラスミド、中コピープラスミドに導入したところ、低コピープラスミドに導入した場合のみ、望みの動作をした。このデータに基づき、理論モデルを構築したところ、実験データを再現できることがわかった。
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