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2010 年度 実績報告書

目的の部位で発現させることが出来るプロモータートラップマウスのライブラリー構築

研究課題

研究課題/領域番号 20300146
研究機関熊本大学

研究代表者

荒木 正健  熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 准教授 (80271609)

研究分担者 荒木 喜美  熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 准教授 (90211705)
吉信 公美子  熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 助教 (20274730)
キーワードバイオリソース / データベース / ジーントラップ / マウス / ES細胞 / X-gal染色
研究概要

我々は、可変型遺伝子トラップクローンデータベース『EGTC』を構築し、全世界に公開している。本研究は、トラップしたプロキーターの発現プロファイルを作成し、ライブラリー化することを目的としている。
平成22年度は、31ラインについて、ヘテロ接合体マウス(アダルト)の各種臓器のホールマウントX-gal染色を行ない、デジタルカメラを用いて高精細画像の取得を行なった。また、解析した発現プロファイルデータを日本実験動物学会で発表した。平成20~22年度の3年間でトータル84クローンの解析を行った。
さらに、EGTCのクローン詳細情報ページの中に「Expression Information」というコーナーを新設し、X-gal染色を行った各種臓器の写真を平成22年6月から公開している。平成23年4月25日現在、63クローンの発現プロファイルデータをEGTCに登録している。今はどのラインにX-gal染色データが登録されているか分からない状態なので、簡単に探せる様に検索機能のバージョンアップを近日中に行う予定である。
以下に、平成22年度中にX-gal染色を行なったトラップマウスラインと、そのトラップした遺伝子を列記する。21-W76(Srr),21-W116(Cirh1a),21-W138(Ubiad1),21-W191(Cab391),21-W199(Dicer1),21-W201(Stag1),21-W230(Lrrc8d),21-W244(Dcakd),21-W251(Nudt4),21-W282(Arf3),21-W286(Map2k2),21-W290(Nbr1),21-W303(Parvb),21-W315(Rai14),21-W333(Wbscr16),21-W358(Svil),21-W359(Nhej1),21-W371(Ang),21-W373(Slc38a2),21-W377(Zfp13),21-W392(6820),21-W399(Srebf2),21-W411(Ndufa12),21-W414(St3ga14),21-W419(Slc45a3),21-W456(Ppat),21-W473(Slc38a4),21-W478(Epn2),21-W480(Wdr20a),21-W496(Cd9),21-KBW131(Suclg2)。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] NSrp70 is a novel nuclear speckle-related protein that modulates alter native pre-mRNA splicing in vivo2011

    • 著者名/発表者名
      Kim, Y.D.
    • 雑誌名

      Nucleic Acids Res.

      巻: (in press)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] The floor plate is sufficient for development of the sclerotome and spine without the notochord2010

    • 著者名/発表者名
      Ando, T.
    • 雑誌名

      Mech.Dev.

      巻: 128 ページ: 129-140

    • 査読あり
  • [雑誌論文] The Skt gene, required for anorectal development, is a candidate for a molecular marker of the cloacal plate2010

    • 著者名/発表者名
      Suda, H.
    • 雑誌名

      Pediatr.Surg.Int.

      巻: 27 ページ: 269-273

    • 査読あり
  • [学会発表] 可変型遺伝子トラップマウスのX-gal染色による発現解析2010

    • 著者名/発表者名
      荒木正健
    • 学会等名
      第57回日本実験動物学会
    • 発表場所
      京都テルサ(京都市)
    • 年月日
      20100512-20100513
  • [備考]

    • URL

      http://egtc.jp

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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