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2008 年度 実績報告書

手術中の迅速な腫瘍診断のための分子標的センサーシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20300180
研究機関東京工科大学

研究代表者

軽部 征夫  東京工科大学, 片柳研究所, 教授 (50089827)

研究分担者 加藤 輝  東京工科大学, 応用生物学部, 講師 (00367195)
中村 秀明  東京工科大学, 応用生物学部, 講師 (40350508)
苗村 潔  東京工科大学, 応用生物学部, 講師 (90302752)
秋元 卓央  東京工科大学, 応用生物学部, 講師 (90367194)
志水 美文 (下村 美文)  東京工科大学, 応用生物学部, 助教 (30396759)
キーワードバイオセンサー / 腫瘍マーカー / がん / グルコース / 表面プラズモン共鳴 / 手術 / 診断
研究概要

腫瘍周辺の酸化ストレスの指標となる8-ヒドロキシー2'-デオキシグアノシン(8-OHdG)に結合する分子標的DNAリガンドの探索を行った。その結果,8-OHdGと特異的に結合する26塩基の共通配列が見出され,8-OHdGに対する解離定数が約100μMであることが分かった。この共通配列をSPRセンサープローブと組み合わせることにより,腫瘍周辺の酸化ストレスの評価が可能と考えられる。
腫瘍マーカー検出のモデルとして,プローブ型SPRセンサーを用いて,血漿中のIgGの検出を行なった。ブロッキング方法の検討を行なった結果,フィブリノーゲンでセンサー表面をブロッキングすることで,最も非特異的な吸着を抑制できることがわかった。このブロキング方法を用いた場合の血漿中IgGの測定の検出下限は100μg/ml程度であった。
低分子マーカー用センサーの開発として腫瘍周辺のグルコースを検出するSPRセンサーの開発を行った。今年度は,グルコース酸化酵素(GOD)とトリンダーズ試薬を組み合わせたグルコースの検出について,従来のペルオキシダーゼを加える場合と加えない場合の反応系を比較した。その結果,ペルオキシダーゼを加えない場合においてもグルコース検出の可能性があり,反応系の簡略化が期待できることがわかった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 酸化ストレスマーカー8-OHdGに結合するDNAアプタマーの探索2009

    • 著者名/発表者名
      尾島和彦, 加藤輝
    • 学会等名
      日本化学会第89春季年会
    • 発表場所
      日本大学理工学部船橋キャンパス
    • 年月日
      2009-03-29
  • [学会発表] MRI誘導下手術ナビゲーションの自動レジストレーション用ハイブリッドマーカシステムの開発(第2報 マーカの実用的設置範囲の明確化)2008

    • 著者名/発表者名
      羽田健太郎, 苗村潔, 中村亮一, 村垣善浩, 伊関洋
    • 学会等名
      第17回日本コンピュータ外科学会大会
    • 発表場所
      東京女子医科大学
    • 年月日
      2008-11-02
  • [学会発表] Developments of Glucose Biosensing Chip Techniques and Their Future Perspectives2008

    • 著者名/発表者名
      Hideaki Nakamura, Takuo Akimoto, Masao Gotoh, Isao Karube, et al.
    • 学会等名
      The BIT'S 6th Annual Congress of International Drug Discovery Science and Technology (IDDST)
    • 発表場所
      Beijing (北京)
    • 年月日
      2008-10-20

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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