研究課題
基盤研究(B)
(1)食事、運動、飲酒、喫煙などの生活習慣の改善は、糖尿病やメタボリックシンドロームを始めとする生活習慣病の克服に不可欠である。しかし、生活習慣改善の有効性を示した信頼しうる具体的データが不足している。具体的で説得力のある生活習慣指導のための、日常生活にすぐ適用可能な科学的エビデンスの確立することが本研究の目的である。(2)本研究は、サブプロジェクト[1]既存の生活習慣研究の定量的メタアナリシスによるエビデンス化-定量的メタアナリシス手法を用いた生活習慣療法の最上位エビデンスの創成、サブプロジェクト[2]青少年における将来の生活習慣病発症リスクファクターの確立-伝統校同窓会コホートを活用した超長期ヒストリカル・コホート研究、サブプロジェクト[3]青少年における効果的な生活習慣教育法の確立-小児肥満と若年女性のやせを標的とした食育による介入研究、サブプロジェクト[4]中高齢者におけるより効率的な生活習慣病検診システムの開発-健診蓄積データを活用した効率的な生活習慣病・動脈硬化疾患予知システムの開発、サブプロジェクト[5]すでに生活習慣病を有する中高齢者の二次予防エビデンスの確立-糖尿病をモデルにした合併症の二次予防のための生活習慣療法エビデンスの確立、サブプロジェクト[6]高齢者の健康寿命延伸のための生活習慣改善エビデンスの確立-高齢者コホートを活用した高齢者における食事と運動の改善による効果の検討、サブプロジェクト[7]生活習慣・健康科学情報の適切な広報・報道・教育法の開発-健康情報の質の評価とメディア等を通じた適切な情報伝達手法の確立、サブプロジェクト[8]生活習慣改善による生活習慣病克服と健康寿命延伸に関するエビデンスの総合的データベース確立からなる。
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