研究概要 |
本研究の目的は、アジア・アフリカ・日本の小・中・高等学校間の連携ならびにそれぞれの国の教員養成大学の連携を基盤とし,1)それぞれの国・地域の自然環境の調査研究を理科・社会・総合学習(環境・国際理解)に導入すること,2)特に自然の持つ自浄作用や環境修復力を題材とした教材を開発すること、3)そうした教材を用いた教育実践を通じて、アジア・アフリカ・日本の児童・生徒が,自然の持つ巧妙なバランス・神秘を自ら発見し,自然に対する畏敬の念とともに、自然を保全しながら生きていくためのルールを作ることができる力を養うことにある。この目的に沿う環境教育プログラム(単元・モジュール)をアジア・アフリカの大学研究者と共同開発し,アジア・アフリカ・日本の小・中・高等学校に授業実践として導入する。授業実践を通した調査により、児童・生徒・教員間でデータの共有や比較研究を協同して行ない,国際的な視野を持つ環境教育の新たなネットワークを構築することを目指す。
|