研究課題
基盤研究(B)
主に小・中学校を対象とした授業プランの開発のため、基礎調査と実験を行う。アクセスが容易な山林・主要な御嶽林や公園緑地・ビオトープ・サンゴ礁の浅瀬や干潟において、教材として利用可能な動植物の状態や効果的な観察時期、生育・生息環境についての情報を収集し、教材化や授業実践に必要な生物目録・植生図など授業実践資料を作成する。これらの成果に基づき、沖縄の地域教材を用いた生物分野の授業を構想する。暦の基礎を理解できるよう、天体の見かけの運動の観察のあり方を検討する。露頭の現地調査と薄片製作・観察を行い、小・中学生が実際に岩石や地層などを自ら調べられる場所を抽出し、地殻変動と環境変化の授業プランを開発する「小型たたら」の炉内で形成される鉄滓の岩石学的な記載を行い、それに基づき、小たたら鉄滓の観察から火成岩形成をイメージさせる授業プランを構想する。蛍光X線分析装置の理科の授業や科学クラブや高校課題研究などでの意義について検討する。ある程度まとまったプランは、琉球大学教育学部附属小・中学校などで試行する。検討した教材や指導法を、大学の教員養成課程の授業に生かすよう考察し、大学教員と小・中・高等学校教員との協同的学習支援体制のあり方についても考察する。
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Ryukyu Islands, Japan, Marine Geology 印刷中
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