研究課題/領域番号 |
20300268
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
金武 佳明 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (60404894)
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研究分担者 |
神谷 徳昭 会津大学, 総合数理科学センター, 教授 (90144691)
NIKOLAY Mirenkov 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (80254043)
木村 繁男 金沢大学, 学内共同利用施設等, 教授 (70272953)
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キーワード | デジタル情報担体 / CLUSPI / クラスター情報担体 / 画像情報処理 / 表面情報伝達技術 / 情報伝達担体 / 人間 / コンピューター・インターフェース / Eラーンニング |
研究概要 |
これまで培ってきた多言語・マルチメディア辞書に関するソフトウエアシステムの上に、さらに機能の高度化と広範囲化を行った。すなわち、手話に関する辞書(データベース)について研究が実施され、ビデオによる映像を取り入れた多言語・マルチメディア辞書への集積・統合化を行なった。デジタル情報への直接かつ迅速なアクセスを可能にするためには、紙面上に印刷した符号パターンに基づくインターフェースを用いて、印刷物またはデジタルコンテンツ情報へのリンク機構を形成した。印刷された文章または画像がインターフェースの一部をなし、手話や読唇術などに関するデジタルデータを含む広範なマルチメディアコンテンツへの結合を可能とした。すなわち対象となるものや教材が認識番号(ID)と対応が付いているシステム基盤構造を導入することにより、人間とコンピュータ間の信頼性ある双方向情報通信手段が提案された。ここで、対象物の検索や確認法に関するいくつかの方法が検討された。その結果、有望な方法として物理的な表面に意味を付与する方法が提案され、種々の符号画像について、符号の大きさ、表面積占い率、およびその符号の表面密度などの観点から検討された。物理的な対象物と関連するデジタルコンテンツが関係付けられたVIDIと名付けられたソフトウエアシステムが開発され、その設計・構成が検討された。コンピュータ援用によって、学生の答案を評価するシステムについて研究を行った。意味情報検索システムを用いることにより、答案の大局的傾向つかむ事が出来ることが示された。また、このアプローチをとることにより、e-learningにおける高度で整合性のある採点法が確立できることも示した。
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