研究概要 |
フィジカル・アセスメントスキルは,臨床看護実践における基本的能力であり,アメリカにおいては1960年代には看護職者の必須の技術とみなされた.一方日本においては,1990年代に入り急速に導入され,看護大学教育への導入は1996年の聖路加看護大学が最初であり,歴史は浅い そのため臨床現場において,その能力は未だ定着していない.夜勤勤務を含む激務をこなしている臨床看護師にとって,教育を受ける機会を作ることは困難な現状である 上述の臨床看護師への実習をともなう遠隔指導を包括的に支援するためにそれらを克服する技術の開発とともに,具体的な訓練教育プログラムの作成が必要である.また,先行実験をとおして同期型遠隔指導の限界も見えてきており,非同期型の実習e-Learningの総合的な優位性が明確になってきた さらにより一般に動作訓練を伴う学習を包括的に支援する技術を研究・開発する
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