研究課題
基盤研究(B)
(1)全地球規模の雲雨の観測を行うFALCON-Iを(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)の海洋地球研究船「みらい」に搭載し、太平洋の中北部、北極海、インド洋などの広い海域で、雲観測を実施する。(2)上記(1)で得たデータに基づき、地球規模での雲の構造などを解明する地球上の広い海域で観測した雲のデータを解析し、衛星からのデータなどと総合することで、さまざまな海域・種類の雲について、多角的で詳細な解明を行う。特に、海洋ごとの雲と雨の存在率、垂直構造、などの量を、1つの装置で均質なデータに基づいて導出することは、地球温暖化のエネルギー収支の問題解明に向けた、グローバルな気候モデルシミュレーションなどに有用となる。(3)走査型ミリ波レーダFALCON-IIIを開発する既存のFALCON-I の性能評価を行い、それを基礎に、さらなる高度化開発を行う。またその成果を生かして、走査型のミリ波雲レーダであるFALCON-IIIを開発する。
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http://katla.nd.chiba-u.in/