研究概要 |
2.5Gyのガンマ線を照射したメス親ラットから生まれたF1ラットについて、DNA2次元電気泳動法及びマイクロアレイCGH法により突然変異誘発頻度を測定する。照射群・対照群各々375頭のF1ラットのDNAを用いて実験を行い、1頭あたり約1,500遺伝子座(各群1,125,000遺伝子座)について検索する。個々の突然変異について分子遺伝学的解析を行い、未成熟卵母細胞における突然変異スペクトラムを明らかにする。未成熟卵母細胞における自然突然変異率と放射線誘発突然変異率を明らかにし、ヒト女性被ばくのリスク評価モデルとする。
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