研究課題
基盤研究(B)
本研究は下水および工場廃水中のフェノール系環境ホルモンを迅速に無毒化する園芸植物Portulaca oleraceaの鍵となる酵素がポリフェノールオキシダーゼ、ペルオキシダーゼであることを示し、その遺伝子配列を解明した。さらに、これらの代謝酵素をビーズ形状の材料に固定化することにより、植物が生育できない環境でも廃水中の環境ホルモンを代謝させることに成功した。また、サルビア属の植物は低温環境下でも環境ホルモンを代謝可能であることも明らかにした。以上の内容は園芸植物を用いた環境ホルモン除去システム構築に有用な知見となる。
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Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry in press
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ページ: 99-101,Doi:10.1016/j.jbiosc.2009.12.014
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