研究課題
基盤研究(B)
これまでに我々は、常温下、アルコール溶液中、金属カルシウム(Ca)と貴金属触媒を用いて固相内部に吸着した残留性有機汚染物質(POPs)を密封容器中で24時間撹拌処理を行い、99%以上の高効率で分解できる手法を開発した。本研究では、この特異な反応機構を解明し、分解条件を最適化することで、さらに10倍以上の処理効率の達成を目的とした。検討の結果、金属Caによる固相表面の形態変化に起因するPOPsの溶出促進効果を明らかにした。また、最適条件下、実試料の分解において従来の10倍以上の分解率の向上にも成功した。
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Chemical Engineering 印刷中
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http://www.pu-hiroshima.ac.jp/~mitomay/