研究分担者 |
吉田 恒昭 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (20292881)
清水 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (40272679)
花岡 伸也 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90467027)
柴崎 隆一 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部, 主任研究官 (50323514)
渡部 富博 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部, 港湾システム研究室長 (10356040)
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研究概要 |
1.統合型国際経済・交通政策評価モデルの構築・改良 (1)デルファイ法等を活用した検討シナリオの精緻化・深度化 多数の専門家を対象に,デルファイ法を実施し,より詳細な将来シナリオを設定した. (2)貿易サブモデルおよび貨物流動サブモデルの特性を考慮した品目分類の検討 品目別の機関分担率や単価,コンテナ化率等の実績データをもとに,多変量解析に基づき品目分類の検討を行った.詳細は下記発表論文(神波・柴崎等)を参照されたい. (3)モデルの動学化に向けた検討 世界貿易分析プロジェクト(GTAP)モデルに基づき,2001年から5年ごとに将来貿易額を推計するという手順で,2025年までの将来推計を行った. 2.アジア共通交通政策の立案に向けた個別プロジェクトの定量的評価と国際交通ネットワーク構築の支援 (1)定量的評価に向けたモデル対象範囲の細分化および拡張 貨物流動予測サブモデルにおける陸上輸送に関して,それまでの中国・東南アジアの一部までを対象としたモデルから,(1)島嗅部を含めた東南アジア全域を含めたモデル,(2)中東を除くアジア全域を対象とするモデルへと拡張した.(3)についてはモデルの再現性を確認し,おおむね妥当であるとの結論を得た. (2)検討対象プロジェクトに関する詳細情報の収集 個別プロジェクトの評価にあたって,候補となるプロジェクトの詳細情報を収集した,今年度は,特に中国および東南アジア地域のプロジェクト中心に収集を行った.
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