研究課題
基盤研究(B)
新しい方式による化学剤の検知装置の開発に向けて、イオン化部であるECRイオン源への化学剤の導入法の基礎研究を、擬剤(一部実剤)を用いて行い、導入ラインを加熱しておくなどの吸着を防ぐ対策を行った。また、剤によって吸着にかなりの差があることがわかった。吸着を防ぐ意味においても素早くイオン化室へと導くために真空排気ラインなどの工夫も必要であり、本装置に適した方式を考案した。現在得られている質量スペクトルのS/N比から、吸着がない場合、おおよそ100ppmの測定感度があると考えられる。
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Spectrochimica Acta Part A : Molecular and Biomolecular Spectroscopy A78
ページ: 1215-1219