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2008 年度 実績報告書

健康概念の哲学的・倫理学的総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 20320005
研究機関京都大学

研究代表者

水谷 雅彦  京都大学, 文学研究科, 教授 (50200001)

研究分担者 伊藤 和行  京都大学, 文学研究科, 教授 (60273421)
出口 康夫  京都大学, 文学研究科, 准教授 (20314073)
杉村 靖彦  京都大学, 文学研究科, 准教授 (20303795)
キーワード健康科学 / 生命倫理学 / 公衆衛生
研究概要

初年度は、基本的な文献収集を行うとともに、健康概念に関する書誌データベースを構築した。また、定期的に読書会を開催し、重要文献に関する知識の共有化を行なった。研究会としては以下の日程で開催した。
6月29日 於京都女子大学、9月21日於同所、12月25、26日 於同所
(いずれも京都生命倫理研究会との共催で、本研究プロジェクトの参加メンバーが主たる報告を行なうとともに、医学・法学・宗教学等の研究者を招待し、講演及び意見交換を行なった。)
これ以外に、7月14日から16日にかけて島根県出雲市で京都大学倫理学研究室のメンバーを中心に合宿を行い、健康概念に関する報告と討論を行なった。
また、2月3日には、来日中のマルクス・ステパニアンス博士(アーヘン工科大学)を京都大学に招いてドイツ憲法と健康概念に関する講演会を開催し、多数の参加者を得た。
さらに、2009年4月25日(土)26日(日)に開催された応用哲学会におけるワークショップの開催準備を学内における研究会形式で数回行った。ちなみに、応用哲学会第一回年次研究大会では「健康概念の哲学的・倫理学的再検討(1)」と題し、水谷をオーガナイザーとして、本研究の主要メンバーによるプレゼンテーションを行なっている。以下は、それぞれの題目である。
林誓雄「「健康」概念の検討」-ICFとノルデンフェルトの比較を通じて-
杉本俊介「健康と幸福」
太田徹「病気概念から健康概念へ」
小城拓理「健康とソーシャル・キャピタル」

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 諸判断の葛藤-記憶・証言・歴史2009

    • 著者名/発表者名
      杉村靖彦
    • 雑誌名

      フランス哲学・思想研究 13

      ページ: 48-58

    • 査読あり
  • [雑誌論文] だれがどこで会話をするのか-会話の倫理学へむけて-2008

    • 著者名/発表者名
      水谷雅彦
    • 雑誌名

      実践哲学研究 31

      ページ: 1-18

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 真矛盾主義的-元論-後期西谷哲学の再編成-(上)(下)2008

    • 著者名/発表者名
      出口康夫
    • 雑誌名

      哲学研究 585

      ページ: 36-60

    • 査読あり
  • [学会発表] Selfhood, historically attested-Ricoeur's "hermeneutics of testimony"2008

    • 著者名/発表者名
      Yasuhiko SUGIMURA
    • 学会等名
      The XXII World Congress of Philosophy
    • 発表場所
      韓国・ソウル大学
    • 年月日
      2008-07-30
  • [図書] 『科学/技術の哲学』(岩波講座哲学第9巻)2009

    • 著者名/発表者名
      出口康夫
    • 出版者
      岩波書店
  • [図書] 哲学の歴史122008

    • 著者名/発表者名
      杉村靖彦
    • 出版者
      中央公論新社

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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