研究課題/領域番号 |
20320033
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
長田 謙一 首都大学東京, システムデザイン学部, 教授 (20109151)
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研究分担者 |
後小路 雅弘 九州大学, 人文科学研究科, 教授 (50359931)
加藤 薫 神奈川大学, 経営学部, 教授 (40291968)
三宅 晶子 千葉大学, 文学部, 教授 (50157608)
吉見 俊哉 東京大学, 情報学研究科, 教授 (40201040)
藤川 哲 山口大学, 人文学部, 教授 (50346540)
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キーワード | プロパガンダ / 芸術 / 冷戦期 / 冷戦後 / 芸術変容 |
研究概要 |
[1]資料収集:当初の研究計画に沿って、とりわけ研究代表者長田の許には、1930年代以降現代に至るアメリカ及びドイツ、日本の美術・デザイン・美術教育資料を収集し、さらに研究者各自の役割に応じた研究を進めるため、それぞれの領域の資料収集を進めた。文献資料のほか、特にアジアおよび国内のオルタナティブアートスペースの資料収集に進展を見た。 [2]研究例会:3回の研究例会を持った。第1回(6月1日)は研究計画確認、第2回(12月23日)には、木田拓也(「伝統工芸」の成立)・長田謙一(閉鎖後のバウハウス)・森佳三(マルティーニ研究)・大島賢一(ニューディール期美術教育)の研究報告に基づき討議を行った。第3回(1月12日)は、イギリスのアーツカウンシル評議員をつとめるフランソワ・マタラッソ氏を含むゲスト(*印)をも招き、セミ公開の国際コロキウムとして丸一日をかけて開催。午前:楠見清(キノコ雲の表象)/藤川哲(国際美術展2008)/福間良明*(占1領期日本と戦争映画)/牧陽一*(中国現代アート)/午後:神野真吾(チバトリ)/高晟竣*(韓国民衆美術運動)/フランソワ・マタラッソ*(アートと参加)の各報告を受け、プロパガンダ問題を、プロパガンダそれ自体の展開とそれに対するオルタナティブの可能性というに側面から、参加者75名とともに研究討議を行った。 [3]研究成果発表:研究代表者、研究分担者が、それぞれの分担課題に応じて、図書、学会誌他各種印刷媒体、学会口頭発表等によって次ページ以下に示す成果発表を行った。
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