研究課題/領域番号 |
20320042
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
木村 一信 立命館大学, 文学部, 教授 (20105365)
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研究分担者 |
曽根 博義 日本大学, 文理学部, 教授 (90120493)
池内 輝雄 國學院大學, 文学部, 教授 (20075013)
神谷 忠孝 北海道文教大学, 外国語学部, 教授 (10055171)
竹松 良明 大阪学院短期大学, 国際文化学部, 教授 (30249396)
奥出 健 湘南短期大学, 商経学部, 教授 (30110076)
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キーワード | 日本文学 / 外地 / 旧植民地 / データベース |
研究概要 |
本研究の目的は、大正期・昭和前半期に「外地」と呼ばれていた地域、すなわち、台湾、朝鮮、満州、東南アジアなどにおいて刊行された現地版の文学資料を調査、収集し、その書誌目録を作成することを目指している。平成20年度は、まず、8月末から9月にかけて、中国の大連図書館を訪問し、旧南満州鉄道資料部所蔵の日本語図書の調査にあたった。膨大な資料があることがわかり、参加メンバー6名で3日間奮闘をした。ある程度のめどはついたが、まだ今後も調査を続けなければ、との思いを強く持った。続いて、長春の吉林大学図書館を訪問し、同様の作業をした。ここに関しては、ほぼ、調査をし終えた。 12月に、立命館大学にてこれまでの作業の報告会と今後の作業の打ち合わせをかねた研究会を行った。また、3月には、韓国の国立中央図書館を訪問し、やはり資料の調査、収集を行った。収穫が多く、20年度は、かなり進展したと思われる。 21年度は、台湾の台北市にある資料を調べ、あと中国の天津図書館も視野に入れたいと思っている。大連の再訪も、時に、必要になるかもしれない。あと、国内での資料調査も有益であるとの見通しも立ったので、それも手掛けたい。
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