研究課題/領域番号 |
20320042
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研究機関 | プール学院大学 |
研究代表者 |
木村 一信 プール学院大学, 国際文化学部, 教授 (20105365)
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研究分担者 |
池内 輝雄 國學院大學, 文学部, 教授 (20075013)
神谷 忠孝 北海道文教大学, 外国語学部, 教授 (10055171)
竹松 良明 大阪学院短期大学, 経営実務科, 教授 (30249396)
奥出 健 湘南短期大学, 商経学部, 教授 (30110076)
土屋 忍 武蔵野大学, 文学部, 准教授 (20302200)
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キーワード | <外地>日本語文学 / <外地版>刊行日本語図書 / <外地版>書籍目録 |
研究概要 |
<外地>日本語文学のデータベース作成のための作業とその意義を明らかにするための取り組みを以下のように行った。 (1) 平成22年9月3日~7日、台湾・台南市の真理大学麻豆分校内にある台湾文学資料館を訪問し、所蔵されている台湾で発行された日本語による文学関連図書の調査を行い、そのデータ化の作業を進めた。希覯本もあり、成果があった。 (2) 10月8日、韓国・高麗大学校日本研究センター主催の国際学術シンポジウム「帝国日本の移動と東アジア植民地文学」が開催され、池内・木村の両名がパネリストとして参加した。このシンポジウムには韓国・中国・台湾・日本からの研究者が集まった。池内は、「『満州』表象と日本文壇」、木村は、「南方徴用作家の言説」と題して発題。多角的な視点からの発表と討議が行われ、この成果は、『日本研究』第15号(高麗大学校日本研究センター、2011・2刊)にまとめられた。今後の研究のより活発化への大きな契機となるものであった。 (3) 平成23年1月5日に、インドネシア共和国のジャカルタ市にある国立インドネシア大学人文学部を会場として、日本・インドネシア・韓国からの研究者が集まり、「<外地>日本語文学の諸相」と題した共同セミナーを開催した。科研メンバー7名が参加。研究発表、コメンテーターなどをつとめた。被支配・被統治の側からの<外地>文学に関しての議論や意見もあり、意義のあるセミナーであった。
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