研究課題
基盤研究(B)
『天路歴程』の漢文訳について、Burns訳の伝播と変容を詳細に検討し、近代東アジアにおけるその影響力の強さを明らかにした。また、もう一つの文言訳『勝旅景程』等、Burns訳の系譜とは異なる翻訳について、これまでなされていなかった書誌調査を進めた。これらの作業によって、近代東アジアにおけるキリスト教の宣教において漢文体が東アジアの諸言語へ放射状に展開する媒介言語となったこと、それによって漢文体自体の変容が起きたことが明らかになった。
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福澤諭吉年鑑(社団法人福澤諭吉協会) 37
ページ: 75-92
文学(岩波書店) 第10巻6号
ページ: 38-48
超域文化科学紀要(Burns訳) 第14号
ページ: 123-140
世界の中の日本の役割を考える : 岩倉使節団を出発点として(米欧亜回覧の会編)(慶應義塾大学出版会)
大航海 第67号
ページ: 66-72
大航海 第66号
ページ: 77-85
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