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2010 年度 自己評価報告書

ペルシア語説教テクストのデータ解析による神秘主義的表現世界に関する基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20320053
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 各国文学・文学論
研究機関東京外国語大学

研究代表者

藤井 守男  東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (90143619)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワードその他の外国文学 / ペルシア文学 / イスラム神秘主義 / ペルシア語データベース / ペルシア語神秘主義テクスト
研究概要

本研究は、西暦12世紀からイラン各地に登場する説教講話集会で大衆の宗教的訓育を目的として語られ、また、説教者が自らの宗教的体験を文章化する過程で登場する説教講話のペルシア語文の言語表現と神秘主義思想との深いかかわりに注目し、この点からの重要性が際立つ3 つのペルシア語説教テクスト(『神秘の開示Kashf al-asrar』第三部、『聖霊の安らぎRawhal-Arwah』、説教講話集『マアーリフMa'arif』)を選択し、神秘主義との関係におけるペルシア語説教テクストの特徴を明らかにするために有効な検索項目を設定した「ペルシア語説教テクスト文例対比データベース」を構築し、これを活用することで、13世紀の後半に頂点を迎えるペルシア神秘主義文学の形成過程に、ペルシア語説教テクストが果たした役割の学問史的位置づけを実証的に提示しようとするものである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 図書 (2件)

  • [図書] 『イランとイスラム』共著(スーフィズムとイラン)(森茂男編)2010

    • 著者名/発表者名
      藤井守男
    • 総ページ数
      98-111
    • 出版者
      春風社
  • [図書] 『イランとイスラム』共著(一四世紀イランの詩人ハ-フィズとその人間観)(森茂男編)2010

    • 著者名/発表者名
      佐々木あや乃
    • 総ページ数
      284-298
    • 出版者
      春風社

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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