研究課題
基盤研究(B)
本研究は、東アジア、ヨーロッパ、及び中東イスラーム地域を中心として、「身分感覚」に焦点を当てた新たな視座から比較歴史学的考察を行おうとするものである。従来身分制度研究の中心をなしてきた経済的・法制的な観点からではなく、人々が、しぐさ、言葉遣いなどを通じてどのように相互の社会的地位を認知し、それに応じたふるまいをしてゆくのかという観点から、身分の存在形態を考察する。絵画などのヴィジュアル資料や小説などの文学作品にも注目しながら、それぞれの歴史社会の「身分感覚」を再構成し、相互比較によって、身分研究の新たな領域を開くことをめざす。研究分担者個々人の研究を進めつつ、定例の研究会及び年一回程度のシンポジウムを通じて、比較史的考察の深化と発信を行う。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 図書 (3件)
部落問題研究 195号
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新近海外中国社会史論選訳(天津古籍出版社)(張国剛他編)
ページ: 106-127
Essays in Honour of Abdul-Karim Rafeq (Leiden : Brill)(in P.Sluglett ed.)
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国際文化学部論集(鹿児島国際大学) 9巻4号
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敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究(財団法人東洋文庫)
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