研究課題
基盤研究(B)
各研究分担者・協力者がこれまでに行ってきた研究を本研究と関連づけて発展させる形での研究を行う。年度の早期に研究分担者・協力者全員が参加する会議を開催し、それぞれの本研究に関わるこれまでの研究について紹介した後で、各自の研究の担当についての詳細な計画を立てる。以後、この計画に基づいて研究を進めていく。史料収集については、京都大学人文科学研究所の漢籍史料を一つの中心としつつ、国内において入手可能な史料の収集と分析を進める。同時に、海外の関連する史料についての調査を行う。具体的には、中国・北京の第一歴史档案館および台北の故宮博物院の漢文・満文史料、アメリカのThe National Archives・イギリスのThe National Archives・ロシアの外務省文書館の欧文外交史料が中心となる。研究成果の総括として国内と国外において、国際シンポジウムを開催する。国内におけるシンポジウムの際には、事前に準備のための研究会を行って各報告について検討を加え、各報告が密接に関連するものとする。この研究グループ以外の国内の研究者と、国外からの研究者を招き、コメントを求め、議論が学問的・国際的な広がりをもつようにする。国内でのシンポジウムを行った後、国内におけるシンポジウムの総括を行う会合を開催する。その総括を生かしつつ、一定期間をおいて報告内容に改善を加え、海外におけるシンポジウムの準備を進める。
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すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)
海域交流と政治権力の対応(東アジア海域叢書2)(井上徹編)(汲占書院)
ページ: 189-218
東アジア近現代通史1 東アジア世界の近代 一九世紀(岩波書店)
ページ: 134-153
日本の対外関係6『近世的世界の成熟』(吉川弘文館)
ページ: 44-68
帝国とネットワーク-長期のL9世紀(籠谷直人・脇村孝平編)(世界思想社)
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Evert Groenendijk, Cynthia Vialle, Leonard Bulusse Canton and Nagasaki Compared 1730-1830 Dutch, Chinse, Japanese Relations, (Institute for the History of European Exppansion)
ページ: 29-43