交付申請書記載の「研究の目的」、「実施計画」にのっとり、以下のような活動を行った。3-(1)をのぞき、いずれも研究連携者、協力者との共同研究である。 1。西欧中世史領域に関する研究会を、以下のように開催した。 (1)2008年4月19日(土)に、フランス修道院文書についての研究報告会を開催した。 (2)2008年7月5日(土)、6日(日)に、「文書史料とはなにか」をテーマに研究会を開催した。 (3)2008年9月20日(土)に、「9-11世紀の私文書」をテーマに研究会を開催した。 (4)2008年9月21日(日)に、「私文書」についての研究文献検討会を開催した。 (5)2009年3月1日(日)に、アラン・ディルケンス教授研究会を開催した。 2。西欧中世史以外の領域との比較史を企図して、以下のような合同研究会、シンポジウムを開催した。(1)2008年12月6日(土)に、九州歴史学科学研究会との共催で、「リテラシー研究の最前線」をテーマにシンポジウムを開催した。 (2)2009年2月23日(月)に、名古屋大学GCOEとの共催で、アラン・ディルケンス教授研究会を開催した。(3)2009年2月28日(土)に、東アジア文書論研究グループ(研究代表者・坂上康俊)との共催で、研究会を開催した。 3。その他 (1)2008年9月27日(土)に、第10回七隈史学会(於福岡大学)において、研究報告を行った。 (2)20年度の研究成果を、『西欧中世文書の史料論的研究平成20年度研究成果年次報告書』として刊行した。
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