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2009 年度 実績報告書

西欧中世文書の史料論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20320117
研究機関九州大学

研究代表者

岡崎 敦  九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (40194336)

キーワード西洋史 / 中世史 / 史料学 / 古文書学 / 比較史 / 国際交流
研究概要

交付申請書記載の「研究の目的」、「実施計画」にのっとり、以下のような活動を行った。
1.西欧中世史領域に関する研究会を、以下のように開催した。
(1) 2009年7月12日(土)に、「領邦君主の文書および文書局」をテーマに研究会を開催した。2本の研究報告が行われた。
(2) 2009年9月12日(土)、13日(日)に、「都市における文書実践」をテーマに研究会を開催した。3本の研究報告に加え、2本のコメント報告が行われた。
(3) 2009年11月21日(土)に、マーク・メルジオフスキ教授(インスブルック大学)、エレン・ヴィダー教授(チュービンゲン大学)を招聘て、「西欧中世文書形式学の現在」をテーマに研究会を開催した。
2.西欧中世史以外の領域との比較史を企図しで、以下のような合同研究会を開催した。
(1) 2009年11月22日(日)に、人間文化研究機構総合推進事業「人間文化研究資料の多元的複眼的比較研究」との共催で、「中世古文書学の現在-ドイツと日本-」をテーマに研究会を開催した。日本中世史の報告に加えて、メルジオフスキ、ヴィダー料教授が報告し、その後、多様な領域の研究者との間で意見交換を行った。
3.その他
(1) 連携研究者の岩波敦子教授(慶應義塾大学)を、ドイツのモニュメンタ・ゲルマニアエ・ヒストリカエへ派遣し、今後の研究交流について調査した。
(2) 21年度の研究成果を(一部、20年度の研究成果を含む)、『西欧中世文書の史料論的研究 平成21年度研究成果年次報告書』として刊行した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 教会訴訟外裁治権の形成(12世紀)-パリ司教文書の分析-2010

    • 著者名/発表者名
      岡崎敦
    • 雑誌名

      史淵 147

      ページ: 141-171

  • [学会発表] 12世紀の西欧知識人をめぐる諸問題2009

    • 著者名/発表者名
      岡崎敦
    • 学会等名
      「教会と社会」研究会シンポジウム
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2009-12-19
  • [図書] 西欧中世文書の史料論的研究 平成21年度研究成果年次報告書2010

    • 著者名/発表者名
      岡崎敦(編)
    • 総ページ数
      112
    • 出版者
      九州大学大学院人文科学研究院
  • [備考]

    • URL

      http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/his_west/siryo_ron/siryoron_frame.html

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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