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2010 年度 研究成果報告書

日本初期貨幣史の再構築

研究課題

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研究課題/領域番号 20320126
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学
研究機関独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所

研究代表者

次山 淳  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 考古第三研究室長 (80260058)

研究分担者 松村 恵司  独立行政法人国立文化財機構, 奈良文化財研究所・都城発掘調査部, 部長 (20113433)
研究協力者 池田 善文  美祢市長登銅山文化交流館
梅崎 恵司  北九州市芸術文化振興財団
江草 宣友  東京文化財研究所
小畑 弘己  熊本大学
神崎 勝  妙見山麓遺跡調査会
北野 隆亮  和歌山市都市整備公社
木村 理恵  奈良文化財研究所
小泉 武寛  有限会社和銅寛
小林 義孝  大阪府文化財センター
栄原 永遠男  大阪市立大学
芝田 悟  北信越出土銭貨研究会
関口 かをり  日本銀行金融研究所
高橋 照彦  大阪大学
田中 大介  大阪市立大学, 都市文化研究センター
永井 久美男  兵庫埋蔵銭調査会
濱崎 真二  下関市教育委員会
降幡 順子  奈良文化財研究所
古田 修久  元・東洋鋳造貨幣研究所
松崎 俊郎  向日市埋蔵文化財センター
松村 恵司  文化庁
宮崎 貴夫  長崎県原の辻遺跡調査事務所
森岡 秀人  芦屋市教育委員会
研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード日本古代史 / 貨幣史 / 富本銭 / 和同開珎 / 無文銀銭
研究概要

3カ年にわたる研究により、銅銭を基軸に据えた貨幣制度の導入が、中国式都城の建設と一体的に企画され、富本銭が発行された歴史的経緯が明らかになった。和同開珎の発行時には、銭貨の規格性を維持しつつ発行量の増大を図るために、鋳銭体制の整備と鋳銭技術の改良が図られていること、地金貨幣である無文銀銭を駆逐するために和同銀銭が発行されるなど、7世紀末から8世紀初頭にかけての貨幣関係記事が、名目貨幣である国内通貨の定着に向けた一連の貨幣政策として整合的に理解できるようになった。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] 漢魏洛陽城と出土銭貨2010

    • 著者名/発表者名
      次山淳
    • 雑誌名

      奈良文化財研究所紀要2010

      ページ: 16-17

  • [雑誌論文] 律令祭祀と銭貨2009

    • 著者名/発表者名
      松村恵司
    • 雑誌名

      出土銭貨研究の課題と展望

      ページ: 1159-1174

  • [雑誌論文] 藤原宮大極殿院南門出土の地鎮具2009

    • 著者名/発表者名
      松村恵司
    • 雑誌名

      和同開珎をめぐる諸問題(三)

      ページ: 975-980

  • [図書] 古代銭貨の復元鋳造実験2011

    • 著者名/発表者名
      次山淳・松村恵司編
    • 総ページ数
      120
    • 出版者
      奈良文化財研究所
  • [図書] 出土銭貨研究の課題と展望2009

    • 著者名/発表者名
      次山淳・松村恵司編
    • 総ページ数
      172
    • 出版者
      奈良文化財研究所
  • [図書] 和同開珎をめぐる諸問題(三)2009

    • 著者名/発表者名
      松村恵司・栄原永遠男編
    • 総ページ数
      114
    • 出版者
      奈良文化財研究所
  • [図書] 日本の美術第512号出土銭貨2009

    • 著者名/発表者名
      松村恵司
    • 総ページ数
      98
    • 出版者
      至文堂

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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