研究課題/領域番号 |
20320130
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研究機関 | 広島経済大学 |
研究代表者 |
中山 修一 広島経済大学, 大学院・経済学研究科, 名誉教授 (30084122)
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研究分担者 |
田部 俊充 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20272875)
志村 喬 上越教育大学, 学校教育学研究科, 准教授 (70345544)
高田 準一郎 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 准教授 (80454289)
永田 成文 三重大学, 教育学部, 准教授 (40378279)
佐藤 真久 東京都市大学, 環境情報学部, 講師 (00360800)
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キーワード | 地理教育 / ESD / 持続可能な開発のための教育 / 教材開発 / カリキュラム開発 / 地図 / 環境教育 |
研究概要 |
本研究の目的は、日本政府提案(2002年)による「国連持続可能な開発のための教育の10年」(2005-14)を受け、政府関係省庁連絡会議が公布しえ『わが国における「国連持続可能な開発のための教育の10年」実施計画』が求める「あらゆる教育活動において推奨事例(GP=Good Practice)を開発する」という目標に即応し、国際モデルともなり得る初等教育・中等教育・大学教育における持続可能な開発のための地理教育カリキュラムの開発を目指すものである。 第2年度(2009年度)の目標は、初年度に実施した収集資料の整理と分析を行い、調査分析結果の報告と日本におけるESDを踏まえた地理授業の開発計画を検討する。基本的には、小、中、高等学校、大学におけるESDカリキュラムのプロトタイプを開発することであった。 今年度の成果は、科研の途中経過を公開するWebサイト(2009年6月下旬)並びに持続的に開発成果を広く普及するためのWeb版雑誌『地理教育・ESDフォーラムWeb版』(2010年2月9日)の二つを開発したこと。また、今年度成果を、随時、これらのWebサイトに公開するとともに、研究集会を開催(2010年2月20日)し、ESD基礎論、推奨授業事例の書籍出版計画に向けて、各メンバーの原稿調整を行ない、出版計画を作成した。なお、昨年度に実施できなかった中国のESD推進状況の現地調査を実施し、海外調査成果の充実を図った。
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