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2010 年度 実績報告書

日本民法典財産法編の改正に向けた立法論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20330017
研究機関上智大学

研究代表者

加藤 雅信  上智大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70009819)

研究分担者 五十川 直行  九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (80168286)
磯村 保  神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (00030635)
岡 孝  学習院大学, 法学部, 教授 (10125081)
松岡 久和  京都大学, 大学院・法学研究科, 教授 (30165782)
宮下 修一  静岡大学, 大学院・法務研究科, 准教授 (80377712)
中野 邦保  桐蔭横浜大学, 法学部, 准教授 (10440372)
キーワード民法改正 / 財産法改正 / 債務不法改正 / 民法のハーモナイゼーション / 民法改正研究会 / 国民のための民法改正 / 民法改正試案
研究概要

昨年度は、民法改正をめぐる条文案の理由書作成を中心に行った。
条文案の内容は、『民法改正国民・法曹・学界有志案』としてすでに公表済みであるが、法制局的なチェックを行っていなかったので、第一段階として、民法総則の部分の法制局的なチェックを参議院法制局の川崎政司部長にお願いした。第二段階として、その法制局的チェックをおえた条文につき、加藤・中野の両名が、理由書原案を作成し、第三段階として、それを事務局会議にかけ、事務局原案を確定した。その後、民法改正研究会の全体会議にかけ、最終案を確定するための議論を行い、その議論の内容を反映させた最終案を加藤・中野の両名で、作成する作業を繰り返した。
このような経緯で、理由書を作成する作業は、思いのほか、時間を要するものであり、昨年度中には、民法総則を終わらせることはできなかった。本年度に、総則・物権を終わらせ、債権法の一部にかかるまでの作業まで進捗させないと、来年度中に、債権法まで完成させることはできないので、今後、スピードアップしていくことが必要と思われる。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 民法典はどこにいくのか--その1~5(完)2010

    • 著者名/発表者名
      加藤雅信
    • 雑誌名

      法律時報

      巻: 82巻9号~12号、83巻3号 ページ: 号によって異なる

  • [雑誌論文] 民法改正と労働法制2010

    • 著者名/発表者名
      加藤雅信
    • 雑誌名

      季刊労働法

      巻: 229号 ページ: 16-28

  • [雑誌論文] 『民法改正日韓共同シンポジウム』を終えて2010

    • 著者名/発表者名
      加藤雅信、岡孝
    • 雑誌名

      法律時報

      巻: 82巻4号 ページ: 74-83

  • [学会発表] 日本民法改正の現状と今後の展望2010

    • 著者名/発表者名
      加藤雅信
    • 学会等名
      中日民商法研究会2010年大会(第9回)
    • 発表場所
      煙台(中国)
    • 年月日
      2010-09-11
  • [図書] 現行条文からみる民法改正提案完全比較2010

    • 著者名/発表者名
      第一法規株式会社編集部編
    • 総ページ数
      384
    • 出版者
      第一法規

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公開日: 2012-07-19  

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