研究分担者 |
杉田 米行 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (00216318)
庄司 真理子 敬愛大学, 国際学部, 教授 (20192627)
宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
足立 研幾 立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (70361300)
高橋 良輔 佐賀大学, 文化教育学部, 准教授 (70457456)
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研究概要 |
最終年度である本年は、学会や研究会での成果報告と共著の執筆に重点が置かれた。International Studies Association, Japan Studies Association,日本政治学会,社会思想史学会等での報告により、研究成果を学界に還元するとともに、そこで得たフィードバックをもとに、各論文をさらに練り直し、共著の内容を洗練させた。さらに、研究分担者の庄司は国連グローバル・コンパクトの「ビジネスと平和専門家委員会」委員として議論に参加するなど、研究成果を社会に還元した。 (議論の結果は、United Nations Global Compact, Business for Peace, NY: United Nations Global Compact Office,2013 にまとめられた。備考ウェブサイト参照。) 共著については、分担者の病気療養など諸事情により、出版作業は年度内に完了しなかったものの、原稿は揃っているため、成果報告書の形で公刊後、学術出版社から出版予定である。本書は、規範間の関係性と規範構成主体間の関係性に着目しつつ、国際規範の複合的発展過程を多面的に描くことを目的としているため、事例選択や分析の焦点の多様性を一つの特徴とする。他方で、相互講評・研究会にて各原稿を読み合わせ、各章の整合性を保ちつつ、本書全体の理論的知見について議論を行った。
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