本研究では、国際規範形成を人道的規範を中心に検討するという趣旨の下、行為主体ごと(国家主体・非国家主体・両者の接合過程)(国家主体・非国家主体・両者の接合過程)と分析レベルごと(グローバル・リージョナル・ナショナル)に精査し、それぞれの研究成果を体系的に比較検討する。 主として1年目(平成20年度)は基礎文献・基礎知識の共有、相互の仮説の提示および検証を行い、各自が分担内容についてのアウトラインを策定する。2年目は(平成21年度)は海外調査を開始し、引き続き仮説の検証を各自で行い、それぞれの研究成果を共有する。3年目(平成22年度)は相互の研究成果を体系的に比較検討することを念頭に置きながら、分担内容の精査を行う。4年目(平成23年度)は2度目の海外調査を行い、分担内容の仕上げに入る。5年目は各自分担を精査、検討し、報告書と研究叢書の出版を行う。
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