• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

国際的連関の視点から見るフィランスロピーの比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 20330040
研究機関九州産業大学

研究代表者

岡村 東洋光  九州産業大学, 経済学部, 教授 (50108627)

研究分担者 高田 実  下関市立大学, 經済学部, 教授 (70216662)
石原 俊時  東京大学, 経済学研究科, 准教授 (70221760)
金澤 周作  京都大学, 文学研究科, 准教授 (70337757)
大杉 由香  大東文化大学, 環境創造学部, 准教授 (60297083)
中野 智世  京都産業大学, 経営学部, 准教授 (90454470)
キーワードフィランスロピー / 社会問題 / 社会福祉関係 / セーフティネット / 社会史(経済史)
研究概要

最終年度にあたるH22年度はこれまでの研究成果をまとめて下記のような発表を行い、また、研究の目的であるフィランスロピーの国際比較に関する成果を挙げることができた。
経済学史学会(2010年5月22日,第74回全国大会;富山大学)において,セッション「社会的な制度としてのフィランスロピーの検討」を組織し、金澤周作「慈善信託法(1853年)の長い制定過程」,岡村東洋光「5%フィランスロピーの意義と限界」他の報告を行った。
次に、社会経済史学会(2010年6月20日,第79回全国大会,関西学院大学)におけるパネル「「福祉の複合体」の国際比較」において、高田実「イギリスにおけるチャリティ、相互扶助、国家福祉」、中野智世「ドイツにおけるキリスト教系福祉と社会国家」、石原俊時「スウェーデンにおける中間団体と国家福祉」、を発表した。
続いて、政治経済学・経済史学会(2010年11月13日,秋季学術大会,首都大学東京)において、パネル「フィランスロピーの国際比較」を組織し、岡村東洋光「問題提起と司会」,石原俊時「スウェーデン」、大杉由香「日本」他の発表を行った。
そして、研究成果を法政大学大原社会問題研究所雑誌の二度に亘る特集号において発表した。特集1;626号(2010.12)岡村東洋光、金澤周作、須田木綿子、中野智世、石原俊時、高橋一彦。および特集2;628号(2011.1)井上貴子、帆刈浩之、大杉由香、高田実、クラウス・ヴェーバー(邦訳、金澤周作)である。

  • 研究成果

    (18件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (8件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 日本--フィランスロピー研究における現状分析と歴史研究の課題2011

    • 著者名/発表者名
      大杉由香
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 第628号 ページ: 17-23

    • 査読あり
  • [雑誌論文] フィランスロピー研究の成果と課題2011

    • 著者名/発表者名
      高田実
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 第628号 ページ: 24-29

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ヨーロッパのユダヤ人フィランスロピーと社会発展--19-20世紀におけるロスチャイルド家の事例研究から2011

    • 著者名/発表者名
      クラウス・ヴェーバー著、金澤周作訳
    • 雑誌名

      大原社会問題研究雑誌

      巻: 628号 ページ: 30-46

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 序論フィランスロピー研究の現代的意義と用語の整理2010

    • 著者名/発表者名
      岡村東洋光
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 第626号 ページ: 1-10

    • 査読あり
  • [雑誌論文] イギリスー-「フィランスロピーの帝国」の歴史2010

    • 著者名/発表者名
      金澤周作
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 第626号 ページ: 11-19

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ドイツ---キーワードとしての「市民社会」2010

    • 著者名/発表者名
      中野智世
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 第626号 ページ: 28-34

    • 査読あり
  • [雑誌論文] スウェーデン-福祉社会の模索2010

    • 著者名/発表者名
      石原俊時
    • 雑誌名

      大原社会問題研究所雑誌

      巻: 第626号 ページ: 35-42

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 戦前日本における火災問題---過去の火災は現在に何を物語るか2010

    • 著者名/発表者名
      大杉由香
    • 雑誌名

      東洋研究

      巻: 第177号 ページ: 31-50

  • [学会発表] 問題提起とイギリス2010

    • 著者名/発表者名
      岡村東洋光
    • 学会等名
      政治経済学・経済史学会(パネル「フィランスロピーの国際比較」)
    • 発表場所
      首都大学東京
    • 年月日
      2010-11-13
  • [学会発表] スウェーデン2010

    • 著者名/発表者名
      石原俊時
    • 学会等名
      政治経済学・経済史学会(パネル「フィランスロピーの国際比較」)
    • 発表場所
      首都大学東京
    • 年月日
      2010-11-13
  • [学会発表] 日本2010

    • 著者名/発表者名
      大杉由香
    • 学会等名
      政治経済学・経済史学会(パネル「フィランスロピーの国際比較」)
    • 発表場所
      首都大学東京
    • 年月日
      2010-11-13
  • [学会発表] 問題提起およびイギリスにおけるチャリティ、相互扶助、国家福祉2010

    • 著者名/発表者名
      高田実
    • 学会等名
      社会経済史学会(パネル・ディスカッション「『福祉の複合体』の国際比較史-第一次大戦前後の中間団体と国家福祉を中心に-」)
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 年月日
      2010-06-20
  • [学会発表] ドイツにおけるキリスト教系福祉と社会国家2010

    • 著者名/発表者名
      中野智世
    • 学会等名
      社会経済史学会(パネル・ディスカッション「『福祉の複合体』の国際比較史-第一次大戦前後の中間団体と国家福祉を中心に-」)
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 年月日
      2010-06-20
  • [学会発表] スウェーデンにおける中間団体と国家福祉2010

    • 著者名/発表者名
      石原俊時
    • 学会等名
      社会経済史学会(パネル・ディスカッション「『福祉の複合体』の国際比較史-第一次大戦前後の中間団体と国家福祉を中心に-」)
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 年月日
      2010-06-20
  • [学会発表] 5%フィランスロピーの意義と限界2010

    • 著者名/発表者名
      岡村東洋光
    • 学会等名
      経済学史学会第74回全国大会(セッション「社会的な制度としてのフィランスロピーの検討」)
    • 発表場所
      富山大学
    • 年月日
      2010-05-22
  • [学会発表] 慈善信託法(1853年)の長い制定過程2010

    • 著者名/発表者名
      金澤周作
    • 学会等名
      経済学史学会第74回全国大会(セッション「社会的な制度としてのフィランスロピーの検討」)
    • 発表場所
      富山大学
    • 年月日
      2010-05-22
  • [図書] 生活と福祉(第3部第2章「近代ドイツにおける女性福祉職」を担当)2010

    • 著者名/発表者名
      中野智世(赤阪俊一・柳谷慶子編)
    • 総ページ数
      265-288
    • 出版者
      明石書店
  • [備考]

    • URL

      http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/J/okamura.t/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi