研究課題
基盤研究(B)
本研究の研究成果は、藤田誠一・岩壺健太郎編『グローバル・インバランスの経済分析』(有斐閣、2010年)として刊行されている。主要な内容は、(1)グローバル・インバランスに関するいくつかの見解を批判的に検討、(2)為替レートのパススルーが低下しており為替レート調整の効果は小さい、(3)中国の経常黒字は貯蓄過剰が原因であり人民元切り上げの効果は小さい、(4)円キャリー・トレードを通じて海外の過剰流動性の流入がアメリカの資産価格バブルの一因となったという意味で世界金融危機の原因と考えられる。
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