研究概要 |
投資家のリスク許容度(効用関数の形状)や金融リテラシー(金融取引の内容と性格をどの程度正確に認知しているか)の程度が,個人投資家の金融行動(金融資産への投資,あるいは借入れ態度)とどのような関わりをもつかを理論的,行動科学的に明らかにする. 同時に,投資家のリスク許容度やリテラシーの程度が金融システムの産業組織とその成果にどのような影響を与えるのかを理論的に分析し,実験経済学的アプローチによって検証する. また,研究によって得られた実験経済学的手法の金融リテール業務への応用を検討する.
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