研究課題/領域番号 |
20330071
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小野塚 知二 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40194609)
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研究分担者 |
市原 博 駿河台大学, 経済学部, 教授 (30168322)
禹 宗? 埼玉大学, 経済学部, 教授 (50312913)
榎 一江 法政大学, 大原社会問題研究所, 准教授 (90466813)
木下 順 國學院大学, 経済学部, 教授 (60146743)
清水 克洋 中央大学, 商学部, 教授 (40178968)
関口 定一 中央大学, 商学部, 教授 (20138613)
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連携研究者 |
松田 紀子 静岡大学, 国際交流センター, 准教授 (80432201)
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研究協力者 |
オムネス カトリーヌ ヴェルサイユ・サンカンタン・アン・イヴリーヌ大学, 歴史学部, 教授
オリヴァー ボビー カーティン大学, 工業教育学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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キーワード | 経営史 / 労務管理 / 職業世界 / 徒弟制度 / 雇用慣行 / 管理問題の発見 |
研究概要 |
本研究は、人が他の人の働き方を管理して、より効率的に成果を得るという近現代産業社会に特有の営為(すなわち労務管理)が、いかに誕生し、終焉を迎えつつあるかを、比較史の観点から明らかにした。労務管理は産業社会の初発の段階にはほとんど発生せず、自律的な集団作業に委ねられていたのに対して、そうした集団を可視化し、統御し、解体しようとする発想が19世紀末に登場するとともに、労務管理は生成した。仕事における集団の重要性の低下とともに労務管理の必要性も低下しつつある20世紀末以降の現状の歴史的な位置付けを試みた。
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