• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

戦略的協働の実現と波及のダイナミズム-知識ネットワーキング・パースペクティブ

研究課題

研究課題/領域番号 20330076
研究機関北海道大学

研究代表者

小島 廣光  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80093029)

研究分担者 岩田 智  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00232679)
平本 健太  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00238388)
谷口 勇仁  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (60313970)
岡田 美弥子  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (30333587)
坂川 裕司  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (40301965)
キーワード戦略的協働 / 実現 / 波及 / NPO / 企業 / 政府 / 協働の窓 / 協働アクティビスト
研究概要

4月~9月
(1)パイロット・スタディの結果を踏まえて,分析枠組を完成させた。(2)各自1ないし2事例を選定し,詳細な事例研究(メインリサーチ1)を開始した。(3)参与観察を本格的に開始した。
10月~3月
(1)日米の事例研究を継続した。(2)次年度に行う質問票調査のための予備調査を開始するとともに,質問票の具体的なストラクチャーの検討を行った。(3)国内の事例研究を一層精緻化するために,次の組織との交流を行った。一橋大学大学院商学研究科,防衛大学校社会科学教室,京都産業大学経営学部
現時点で次の仮説命題が導出されている。命題(1):協働には,継続的な参加者と一時的な参加者が混在する。命題(2):協働の捉え方は参加者によって異なる。命題(3):参加者間には資源の相互補完性がある。命題(4):社会・政治・経済環境が変化する場合,協働の契機となる問題が認識・定義される。命題(5):協働アクティビストは,具体的問題を含むアジェンダを設定する。命題(6):協働への社会的注目度が大きくなる場合,組織のやる気は高まる。命題(7):協働の危機を乗り越えようとする場合,組織のやる気は高まる。命題(8):新たなプログラムを開始しようとする場合,組織のやる気は高まる。命題(9):協働の進展とともに,ガバナンスが形成される。命題(10):協働の先例は,同一の領域内および他の領域に波及する。命題(11):協働アクティビストが,複数の重層的に連結された場を設定・活用する場合,協働の実現可能性が高まる。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] NPO,政府,企業間の戦略的協働-黒松内ぶなの森自然学校-2009

    • 著者名/発表者名
      平本健太・大原昌明・小島廣光・後藤祐一
    • 雑誌名

      経済学研究(北海道大学) 59(1)

      ページ: 19-54

  • [雑誌論文] 戦略的協働の本質-主要命題と実践的指針の提示-2009

    • 著者名/発表者名
      平本健太
    • 雑誌名

      経済学研究(北海道大学) 59(3)

      ページ: 137-167

  • [学会発表] 戦略的協働の本質2010

    • 著者名/発表者名
      平本健太
    • 学会等名
      日本生産管理学会第31回大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2010-03-14
  • [学会発表] NPO・政府・企業間の協働過程におけるアクターの相互作用2010

    • 著者名/発表者名
      相原基大
    • 学会等名
      日本生産管理学会第31回大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2010-03-14
  • [学会発表] 組織現象の実証研究-営利,非営利,そして協働-2010

    • 著者名/発表者名
      小島廣光
    • 学会等名
      日本生産管理学会第31回大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2010-03-13

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi