研究課題/領域番号 |
20330120
|
研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
中村 佐織 京都府立大学, 公共政策学部, 教授 (80198209)
|
研究分担者 |
齋藤 順子 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (30288443)
西梅 幸治 高知女子大学, 社会福祉学部, 講師 (00433392)
山口 真里 広島国際大学, 医療福祉学部, 講師 (70441566)
|
キーワード | 社会福祉関係 / ソーシャルワーク / 社会福祉援助技術 / ソーシャルワーク教育 / 研修 |
研究概要 |
本年度は、昨年度に引き続き先行研究の分析を行うとともに、この1年間に研究代表者が実施してきた研修(社会福祉主事研修、社会福祉演習担当教員研修など)の考察を行った。具体的には、まず社会福祉主事研修を受講した253名に演習で理解することの困難な要素についてアンケート結果を分析した。またその結果をふまえて、日本ソーシャルワーク学会第26回大会で「ソーシャルワーク教育における新しい方法に関する研究 (1) -ソーシャルワークの演習方法にみる特性-」という内容で報告を行った。次に社会福祉士演習担当教員研修では、演習担当者としてこれまで研究し整理してきた新たなソーシャルワーク教育方法の4つの要素((1) 演習を受ける人、(2) 演習を教える人、(3) 演習内容、(4) 演習をとりまく環境)を意識しながら、演習とそのための教科書づくりを行った。同様に、分担研究者3名とも、主任ケアマネジャー研修、社会福祉士実習実務者研修、スクールソーシャルワーカー研修を実施し、新しい要素に関わる検討を開始した。なお、次年度は新しい方法に必要な要素の精査をふまえ、実際の研修プログラム(事例作成も含めて)の作成と効果を検討課題とした。
|