研究課題/領域番号 |
20330120
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
中村 佐織 京都府立大学, 公共政策学部, 教授 (80198209)
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研究分担者 |
斎藤 順子 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (30288443)
西梅 幸治 高知女子大学, 社会福祉学部, 講師 (00433392)
山口 真里 広島国際大学, 医療福祉学部, 講師 (70441566)
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キーワード | 社会福祉関係 / ソーシャルワーク / 社会福祉援助技術 |
研究概要 |
本年度は、研究分担者との打ち合わせ(高知・広島)を重ね、研究者へのヒアリング調査(北海道)を実施することによってソーシャルワーク教育や演習の新たなプログラムや教材(ワークシートなど)づくりを行ってきた。その成果は、全国社会福祉協議会中央福祉学院の社会福祉主事研修受講者のアンケート調査の結果とあわせて日本ソーシャルワーク学会第27回大会において「ソーシャルワーク教育における新しい方法に関する研究(4)-演習プログラムとその展開-」で報告を行った。また、それらをふまえて高知県スクールソーシャルワーカーの研修会(2011年2月)や実習演習担当教員講習会(2011年3月)などで新たなプログラム(ワークシートの活用や演習プログラムの展開)や教材のシミュレーション(新たな教材の作成の検証)を行い、実践での活用の可能性の検討を行った。さらに、事例に関しては現時点で何人かのMSW(京都、東京で在職)に依頼して作成してもらった内容について、教育プログラムとの関係で継続して検討をすすめているところである。 これらの内容をふまえてミネルヴァ書房より出版(『教える人と学ぶ人のためのソーシャルワーク演習(仮)』)の原稿作成(出版は平成23年度の予定)が完成間近となった。今後は研究計画で示している文献の出版と独自のワークショップ(もしくは成果を反映させるための演習)を実施し、最終年としての成果を報告書にまとめていきたい。
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