妊娠産褥期の母親のメンタルヘルスと幼児期の虐待傾向

2010 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 20330142
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 臨床心理学
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 本城 秀次 名古屋大学, 発達心理精神科学教育研究センター, 教授 (90181544)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2012
• キーワード: 妊娠産褥期 / 抑うつ / 母親愛着 / 児童虐待 / メンタルヘルス

研究概要

妊娠産褥期より、母親の抑うつ、母親-胎児愛着など母親のメンタルヘルスに関わる要因を前方視的に継続して測定し、子どもが2歳になったときの母親の子どもに対する虐待傾向との関係を明らかにする。

研究成果

• [雑誌論文] 子どもの登校しぶりで来院した母親の内省機能アセスメントの試み-AAIと夫婦同席面接による検討- (2010)
  • 著者名/発表者名: 高橋靖子、瀬地山葉矢、本城秀次
  • 雑誌名: 上越教育大学心理教育相談研究 9 ページ: 61-71
• [雑誌論文] 高校生の自傷行為の特徴-行為ごとの経験率と自傷行為前後の感情に着目して- (2009)
  • 著者名/発表者名: 濱田祥子、村瀬聡美、大高一則、金子一史、吉住隆弘、本城秀次
  • 雑誌名: 児童青年精神医学とその近接領域 50 ページ: 504-515
  • 査読あり
• [雑誌論文] Association of nervous habits and stereotyped behaviors with anxiety and depression in Japanese primary school children. (2009)
  • 著者名/発表者名: Hamada S, Murase S, Kaneko H, Honjo S
  • 雑誌名: Japanese Journal of Child and Adolescent Psychiatry 50(Supplement) ページ: 14-22
  • 査読あり
• [学会発表] 母親のアレキシサイミァ傾向が抑うつおよび愛着に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 山本明日香、栗本真希、渡辺美穂、金子一史、本城秀次
  • 学会等名: 第20回日本乳幼児医学・心理学会プログラム・抄録集、p.8
  • 発表場所: 名古屋大学野依記念学術交流館
  • 年月日: 2010-12-04
• [学会発表] 乳児の気質および母親の抑うつと育児ストレスが乳児への愛着に及ぼす影響 (2009)
  • 著者名/発表者名: 池田佳菜子、高緑笑花、和田浩平、金子一史、本城秀次
  • 学会等名: 第19回日本乳幼児医学・心理学会プログラム・抄録集、p.11
  • 発表場所: 大正大学巣鴨校舎
  • 年月日: 2009-11-14
• [学会発表] Father-mother-infant dyad and triad interaction in Japanese families : The assciation between parent's relationships and their parenting. (2008)
  • 著者名/発表者名: Oba, M., Murase, S., Okada, K., Kaneko H., Honjo S.
  • 学会等名: 11^<th> World Congresss of World Association for Infant Mental Health, p.42,
  • 発表場所: Yokohama,Japan
  • 年月日: 2008-08-15
• [図書] 脳とこころのプライマリケア4子どもの発達と行動 (2010)
  • 著者名/発表者名: 金子一史、本城秀次
  • 総ページ数: 344-350
  • 出版者: シナジー
• [図書] よくわかる子どもの精神保健 (2009)
  • 著者名/発表者名: 本城秀次編
  • 総ページ数: 203
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] 精神医学を知る-メンタルヘルス専門職のために- (2009)
  • 著者名/発表者名: 本城秀次
  • 総ページ数: 139-158
  • 出版者: 東京大学出版会