研究課題
基盤研究(B)
1.教育における「力」の概念の歴史的展開は、近代における「力」の哲学的対象化、新教育以後における「力」の経験的研究、1990年代以後の教育の中核的枠組みへの「力」の進出、という三つの局面に分節化して捉えられる。2.「力」という事象は、「力」概念の潜在性という特質ゆえに、実証的研究によっては解明されない側面を持つ。こうした側面は、「力」の対立概念たる「障害」の社会的構築性とも関連している。3.「力」を個人に帰属させるのではなく共同的なものとして捉える見方、「無力(~できない)」状態を積極的可能性として捉える見方が、教育のなかで「力」を考える上では重要である。
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