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2010 年度 自己評価報告書

日本中世の「大学」における社会連携と教育普及活動に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20330160
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関東京大学

研究代表者

高橋 慎一朗  東京大学, 史料編纂所, 准教授 (10242158)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワード教育史 / 日本史 / 大学 / 都市 / 寺院 / 高野山 / 五山禅僧
研究概要

本研究の目的は、日本中世における高等教育機関としての大寺院が都市・社会とどのように連携し、どのような教育普及活動を展開したのか?という問題を、一次史料の調査収集のうえに追究し、中世ヨーロッパとの比較の視点を加えつつ考察することで、日本の大学史における暗黒時代ともいうべき中世について、その「大学」像を確立することにある。同時に、今日ますます模索されているところの大学と都市・社会との連携のあり方について、参照すべきひとつのモデルを提示することをも期している。
具体的には、戦国時代に来日したF.ザビエルが大学と呼んだ6箇所から京都五山・比叡山・高野山そして足利学校の4箇所を主たる考察対象に措定し、都市・社会との関係に注目しつつ、高等教育機関としての特性を明らかにする。そのうえで、比較の視点を重要し、諸機関(寺院)相互、あるいは西欧中世の大学との相違・共通点に注目しながら、日本中世の「大学」像を明確にしていく。

  • 研究成果

    (11件)

すべて 2011 2010 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (6件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 鎌倉と災害2008

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗
    • 雑誌名

      中世都市研究 14号

      ページ: 141-160

  • [雑誌論文] 『不問物語』をめぐって2008

    • 著者名/発表者名
      末柄豊
    • 雑誌名

      年報三田中世史研究 15号

      ページ: 1-37

  • [雑誌論文] 畠山義総と三条西実隆・公条父子-紙背文書から探る-

    • 著者名/発表者名
      末柄豊
    • 雑誌名

      加能史料研究 22号

      ページ: 1-27

  • [学会発表] 醍醐寺文書から読み解く中世の社会2009

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗
    • 学会等名
      シンポジウム醍醐寺の歴史と文化財
    • 発表場所
      日本女子大学
    • 年月日
      2009-11-14
  • [図書] 列島の鎌倉時代-地域を動かす武士と寺社-2011

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗(編著)
    • 総ページ数
      261
    • 出版者
      高志書院
  • [図書] 伝統都市2権力とヘゲモニー2010

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗(共著)
    • 総ページ数
      155-178
    • 出版者
      東京大学出版会
  • [図書] 善光寺の中世2010

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗(編著)
    • 総ページ数
      7-20
    • 出版者
      高志書院
  • [図書] 中世都市の力-京・鎌倉と寺社-2010

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗(単著)
    • 総ページ数
      239
    • 出版者
      高志書院
  • [図書] 鎌倉の世界(史跡で読む日本の歴史6)2010

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗(編著)
    • 総ページ数
      258
    • 出版者
      吉川弘文館
  • [図書] 中世の都市-史料の魅力、日本とヨーロッパ-2009

    • 著者名/発表者名
      高橋慎一朗(共編著)
    • 総ページ数
      269
    • 出版者
      東京大学出版会
  • [備考] ホームページ「「中世の大学」科研」

    • URL

      http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/shinichi/daigaku.htm

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2014-01-10  

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