研究課題/領域番号 |
20330167
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
湯川 嘉津美 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (30156814)
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研究分担者 |
福元 真由美 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (00334459)
高月 教恵 福山市立女子短期大学, 保育科, 教授 (40270011)
高田 文子 白梅学園短期大学, 保育科, 准教授 (80383404)
永井 理恵子 聖学院大学, 人間福祉学部, 准教授 (80345967)
塩崎 美穂 お茶の水女子大学, 生活科学部, 講師 (90447574)
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キーワード | 幼児教育史 / 幼保二元化 / 幼稚園教員再教育講習会 / 幼稚園カリキュラム / 戦後改革 |
研究概要 |
20年度は関係資料の調査・収集を行うと同時に、各人の役割分担に従って研究を進めた。研究実績の概要は、以下の通りである。 1.1930年代から40年代の幼児教育制度改革に関する資料調査・収集と検討 (1)1930年代の保育界における幼児教育制度改革構想について、帝国教育会幼児教育部の活動を中心に検討を行い、改革構想の内実とその特質を明らかにした。(2)1930〜40年代の奈良女子高等師範学校附属幼稚園の保育内容・方法改革の実際について、奈良女子大学附属幼稚園所蔵資料をもとに明らかにした。(3)国立国会図書館憲政資料室所蔵の日本占領関係資料(GHQ/SCAP Records)より戦後改革期の幼児教育関係資料の収集と整理を行った。 2.保育者養成と現職研修に関する基礎資料の調査・収集と検討 (1)戦後改革期の幼稚園教員認定講習会(再教育講習会)について、1947年の愛育会主催「全国保婦指導講習会」の資料を発掘し、それをもとに講習会の実際とその内容を明らかにした。(2)GHQの指導のもとに1950年に開催された教育指導者講習(IFEL)について、関係資料の収集と整理を行った。 3.戦後改革期の幼稚園カリキュラム、実践に関する資料調査・収集 お茶の水女子大学附属幼稚園、奈良女子大学附属幼稚園、名古屋市立第一幼稚園において調査を行い、戦後の幼稚園カリキュラム、保育案、保育実践、講習会関係の資料の収集と整理を行った。
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