研究課題/領域番号 |
20330171
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
近藤 孝弘 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (40242234)
|
研究分担者 |
柿内 真紀 鳥取大学, 生涯教育総合センター, 准教授 (70324994)
久野 弘幸 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (30325302)
園山 大祐 文教大学, 文学部, 准教授 (80315308)
|
キーワード | 教育学 / 社会学 / 政治学 / EU(ヨーロッパ連合) / シティズンシップ教育 / 能動型シティズンシップ / ラトヴィア / 国際労働力移動 |
研究概要 |
本年度の研究は、次の3つの柱立ての下に行ってきた。 1)EUのシティズンシップ教育政策の発展状況を施策当初から再整理すること 2)EU加盟国のシティズンシップ教育の政策実施過程を分析すること 3)加盟各国のシティズンシップ教育の実態を教科書や教材その他の資料を用いて分析すること具体的には実施計画に基づき、以下の3点について実施した。 (1)関係資料・データ・情報の収集・整理・分析 本年度においては、ラトヴィアを重点的な調査対象とし、同国のシティズンシップ教育に関する教科書・教材等の収集し、分析を行う一方、EUへの視点を明確にすべく、日本国内の移民関係の市民性教育についてのデータ収集につとめた。 (2)研究会の開催 研究の進捗調整・報告・知識の共有等のために国内研究会を3回実施した(東京・名古屋・京都)。研究会においては、最終年次の報告書の作成の方針を確認するとともに、最終年次に研究成果を出版することが確認された。およその構成および執筆分担について構想を立てた。 (3)連携研究者の佐久間孝正(立教大学)ならびに澤野由紀子(聖心女子大学)には調査参加および分析・レビューを依頼した。佐久間氏には、特に日本国内における日系人を中心とする移民について、澤野氏にはラトヴィアにおける調査に関して協力を得た。
|