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2008 年度 実績報告書

深層構造としての教育文化解明のための比較教育文化(「モノ」「コト」)史研究

研究課題

研究課題/領域番号 20330175
研究機関大阪市立大学

研究代表者

添田 晴雄  大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (30244627)

研究分担者 田中 圭治郎  佛教大学, 教育学部, 教授 (00081951)
矢野 裕俊  大阪市立大学, 大学教育研究センター, 教授 (80182393)
川口 仁志  松山大学, 経営学部, 教授 (60249612)
岡本 洋之  兵庫大学, 経済情報学部, 准教授 (50351846)
柴田 政子  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 講師 (30400609)
キーワード比較教育文化 / 教育史 / モノ・コト / 学校建築 / 教具 / 音声言語 / 教員職務 / 給食
研究概要

教育におけるモノ・コトの着目点を決め、それを手がかりに、教育実態史を把握するための分析を行った。
具体的には、イギリスにおけるビジュアル・ヒストリーの研究動向、教授・学習メディアとしての板書等と音声言語使用からみた授業文化比較、小学校建築における「奉安所」一和学校を事例として一、イギリス・日本の教員の職務に関する比較研究、明治前期における礼法の再編と教育、イギリス・ドイツ・日本の博物館と歴史教育、韓国・日本の学校掃除の位置付け、ジェンダー教育に取り組む教師の教室展示研究、ドイツの学校給食、セーラー服普及事情に見る長崎市の外来文化に対する態度、オーストラリアトレス諸島『トレスニュース』の記事分析、ドイツの郷土科の授業、などについて各研究分担者が分析し、研究会で発表を行った。
とくに、教授・学習メディアとしての板書等と音声言語使用からみた授業文化比較の分野においては、アメリカ・ヴァーモント州と日本において、中学校2年生(アメリカは8年生)の数学の授業をビデオ撮影し、授業における教師の音声言語使用頻度、教師の文字言語使用頻度、生徒の音声言語使用頻度、生徒の文字言語使用頻度等を分析し、板書や音声言語使用からみた日米の授業文化の比較考察を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 学びの一貫性のあるカリキュラムづくり2009

    • 著者名/発表者名
      添田晴雄
    • 雑誌名

      初等教育資料 通巻845号

      ページ: 70-73

  • [雑誌論文] ドレス海峡島嶼地域における「教育」・「学校」観の変容2009

    • 著者名/発表者名
      青木麻衣子, 伊井義人
    • 雑誌名

      オーストラリア研究 第22号

      ページ: 99-111

    • 査読あり
  • [雑誌論文] アジアにおける日本の『歴史問題』-戦後構想と国際政治文脈を比較の視点から2008

    • 著者名/発表者名
      柴田政子
    • 雑誌名

      近藤孝弘編『東アジアの歴史政策-日中韓対話と歴史認識』東京 : 明石書店

      ページ: 210-229

  • [学会発表] 『ドレス・ニュース』における「教育」表象-オーストラリアの先住民教育政策に果たすメディアの役割-2008

    • 著者名/発表者名
      伊井義人青木麻衣子
    • 学会等名
      日本教育学会第67回大会
    • 発表場所
      佛教大学
    • 年月日
      2008-08-29
  • [図書] ドイツにおける歴史教科書問題への取り組み : 日本との比較における戦後処理の一側面2008

    • 著者名/発表者名
      柴田政子
    • 総ページ数
      45
    • 出版者
      筑波大学出版会

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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