研究課題/領域番号 |
20330182
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
松本 金矢 三重大学, 教育学部, 教授 (10239098)
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研究分担者 |
森脇 健夫 三重大学, 教育学部, 教授 (20174469)
根津 知佳子 三重大学, 教育学部, 准教授 (40335112)
後藤 太一郎 三重大学, 教育学部, 教授 (90183813)
磯部 由香 三重大学, 教育学部, 准教授 (80218544)
中西 良文 三重大学, 教育学部, 准教授 (70351228)
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キーワード | 教材開発 / PBL教育 / moodle / 教育実践 / 拠点校 / 評価法 |
研究概要 |
PBL教育の実践を通して、様々な教育周辺領域の実践現場と、長期的・継続的な協働関係を築き上げ、それら教育実践現場から求められる教材や活動を開発し、データベース化して社会に発信することを目的としている。本年度は、PBL教育研究を通して連携を深めてきた教育現場と協働し、参与観察、授業実践、活動支援などの実践を継続するとともに、それぞれのデマンドサイドの課題に即した教材開発を行った。具体的には、白川小学校での授業実践や一身田地区における活動、敬和・東橋内地区の合同文化祭、志摩市片田地区での学生開発型授業実践などである。特に、長野県で開催した芸術プログラムにおいては、本学と大学間協定を結ぶ天津師範大学の講師を招聴し、音楽・舞踊・書道などの芸術交流を実施し、言語を超えた活動の開発を行った。また、研究拠点校として6カ所(津市立一身田中学校、津市立敏和小学校、亀山市立白川小学校、志摩市立片田小学校、志摩市立片田中学校、天津師範大学)を設定し、拠点校用のノートパソコンを設置した。これを利用して、学内サーバーにあるmoodleにアクセスし、教材開発のためのネットワークを構築した。一方、3月には天津師範大学の協力により、中国の幼小中高の授業を視察した。これにより、日本における教育と中国における教育の比較を行った。さらに、教材開発に関する国際会議NSTA(全米科学教育連合会)大会に出席し、海外の動向調査を行った。また、教材の有効性に関する評価法の開発にも着手した。
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