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2010 年度 実績報告書

我が国の小・中学校『ものづくり教育』再構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20330187
研究機関広島大学

研究代表者

若元 澄男  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50240453)

研究分担者 鈴木 明子  広島大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (90220582)
三根 和浪  広島大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (80294495)
竹野 英敏  茨城大学, 教育学部, 教授 (80344828)
庄山 茂子  長崎県立大学, 国際情報学部, 教授 (40259700)
神山 貴弥  同志社大学, 心理学部, 教授 (00263658)
キーワードものづくり / 図画工作・美術科 / 家庭科 / 技術・家庭科 / 国際比較 / スロイド / 国際情報交換 / フィンランド:スウェーデン
研究概要

我が国と北欧二国(フィンランド,スウェーデン)における『ものづくり教育』の実態を明らかにし,我が国の『ものづくり教育』の再構築のための資料を得るために,本年度は以下のことを行った。
1.平成21年度末に行った『ものづくり教育』に関する意識調査の分析を行い,日本の小学校6年生および中学校3年生の『ものづくり教育』に対する好意度や有用感,その効用感を明らかにした。現在,その成果を日本教科教育学会の学会誌に投稿すべく,原稿の執筆にあたっている。
2.フィンランドの学年末に当たる本年度の5月に行った『ものづくり教育』に関する意識調査(フィンランドの6年生と9年生(中3に相当)を対象)について,フィンランドの共同研究者と協議を重ね,日本の調査結果と比較しながら分析にあたっている。
3.フィンランドの国家教育委員会を訪問し,『ものづくり教育』に関わる担当者から,フィンランドの『ものづくり教育』の現状とこれからの展望について聞き取り調査を行い,フィンランドの『ものづくり教育』の今後の方向性について情報を得た。
4.フィンランドの小学校および中学校を訪問し,『ものづくり教育』の実態を明らかにした。
5.スウェーデンのリンショーピン大学およびヨーテボリ大学を訪問し,技術教育ならびにスロイド(クラフト)教育の研究者からスウェーデンにおける『ものづくり教育』のねらいや実態等について聞き取り調査を行い,我が国の『ものづくり教育』を再構築するための情報を得た。
6.1~5の調査研究を踏まえ,フィンランドの共同研究者と協議をしながら,『ものづくり教育』についての提言を最終年度に向けて検討しているところである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ものづくり教育発祥の国の今-フィンランドとスウェーデンの現状と課題-2011

    • 著者名/発表者名
      三根和浪
    • 学会等名
      美術科教育学会第33回富山大会
    • 発表場所
      富山大学
    • 年月日
      2011-03-26
  • [学会発表] 家庭科の自己評価活動にみる布を用いた製作学習の成果に関する研究2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木明子
    • 学会等名
      日本教科教育学会第36回大会
    • 発表場所
      日本教科教育学会第36回大会
    • 年月日
      2010-10-02

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公開日: 2012-07-19  

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