本研究は、通常学級の中で展開する特別支援教育を実践するために、教員養成プログラムの中で、通常教育の教員免許取得を希望する学生が履修しておくべきであると考えられる内容のミニマムエッセンスを抽出し、それを学生自らが学修していくような方法を提示することを目的とする。 平成22年度も、各班の分担により、以下の研究を行った。 (1)「臨床実習・ボランティア班」により、平成21年度に作成された、「特別支援教育における学校ボランティア・支援員活動マニュアル」を教員免許取得を志望する大学1年生に配布し、アンケート調査によって、その評価を行った。結果は、分析中である。 (2)「相談連携マニュアル班」が、これまでの調査研究をもとに、「教師・スクールカウンセラーのための保護者面接マニュアルQ&A」を作成した。 (3)「デジタル教材班」では、Web上で提供する発達障害児向けのデジタル教材の開発を行った。今年度は、時計の学習に関して、ゲーム感覚で楽しみながら、スモールステップで学習できる教材を作成した。 (4)「カリキュラム調査班」では、引き続き、国内外の教員養成プログラムについての文献調査を行い、最終年度の報告書作成及び学会での自主シンポジウム企画の準備を行った。
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