研究概要 |
今年度は以下の研究をおこなった。(1,2,3は前原と徳重共同の研究、4は徳重、5は前原の研究である。) 1ユークリッド空間における球面配置の問題。これについては得られた成果を論文にまとめ、European Journal of Combinatorics誌に受理された。 2ミッケルの定理の高次元化。これにっいては得られた成果を論文にまとめ、Journal of Geometry誌に受理された。 3凸な壁穴をを通過する凸体の性質。これについては得られた成果をハンガリーおよび京都大学で行われた国際学会で発表し、龍谷大学、熊本大学、東京工業大学で行われた研究集会でも発表した。その成果の一部はハンガリーのImre Ruzsa氏との共同研究であるが、これについては論文にまとめ、Periodica Mathematica Hungaricaに受理掲載された。またその他の成果については、論文にまとめる作業を行っている。 4互いに交差する集合族におけるErdos-Ko-Rado型不等式。これについては得られた成果を論文にまとめる作業を行っている。 5平面格子点におけるSteinhausの問題の拡張。これについては得られた成果を統計数理研究所で行われた国際学会で発表し、論文にまとめる作業を行っている。
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